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夏の乾燥肌の原因と対策方法

夏の乾燥肌と保湿ケア

ついつい手を抜きがちになるのが夏の保湿ケア。


ありがちな手抜き保湿としては、ベタつくのが嫌だからと化粧水だけ(または+美容液だけ)で済ませてしまうというもの。


気持ちはよくわかりますが、夏は湿度の高さや溢れ出る汗と皮脂のせいで肌の表面はしっとり潤っているように見えても、肌の内部は乾燥していることが多いんです。


そのため、夏の間、保湿を怠っていると秋になって肌の透明感が低下したり、小ジワやたるみといった夏の肌ダメージや乾燥による肌の老化=秋老けの原因になってしまうので、面倒であっても保湿ケアは徹底して行う必要があります。

夏の肌を乾燥させて、老化を促進させる6つの要因

「保湿ケアを手抜きしない!」というのはスキンケアの大原則であり、夏であろうと冬であろうと季節に関係ありません。そのうえ、夏の乾燥肌対策としては以下の6つについても気をつけるようにしてください。


⇒汗の蒸発による肌の乾燥


汗の成分はほとんどが水分です。


大量に汗をかくと汗の水分が角質細胞に入り込み、角質細胞がふやけて膨張し、はがれやすくなります。膨張した角質細胞は汗を拭いたり、乾くことで収縮しますが、このときに水分が奪われるので、膨張⇔収縮を日中繰り返す夏の肌は非常に乾燥しやすい過酷な状況にあるといえます。


汗を拭く際のハンカチやタオルによる皮膚への摩擦もバリア機能を壊す原因になるので注意。

⇒紫外線による肌ダメージ


紫外線を浴びることで肌がダメージを受けるとターンオーバーが乱れる原因に。肌のバリア機能が低下し、水分保持能力が低下してしまいます。


紫外線を浴びた肌と浴びていない肌の水分量を比較したところ、紫外線を浴びた肌は-30%も水分量が減少していたという結果もあるので、日焼け防止としてだけでなく乾燥対策としても日焼け止めをはじめとする紫外線対策は欠かせません。

⇒エアコン(冷房)による乾燥


夏の肌を最も乾燥させてしまう原因といってもいいのがエアコン(冷房)の冷風です。


エアコンの冷風は部屋の湿度を低下させ、肌の角質層から水分をどんどん奪うため肌が乾燥し、肌のバリア機能や水分保持能力が低下してしまいます。エアコンが効いた室内には必ず加湿器を設置して湿度が下がりすぎないように気を付ける必要があります。

⇒乳液・クリームを省いた手抜き保湿


暑いからと密閉感のある乳液やクリームなどバリア膜アイテムをないがしろにする手抜き保湿では、外部刺激のダメージを受け放題&うるおいが逃げっ放しの肌になってしまう原因に!


アイテムを省くことなく、丁寧に水分を逃がさないうるおいの層をきっちり重ねていくことが大切です。

⇒皮脂や汗が気になって洗いすぎる


温かくなり、汗や皮脂の分泌量が増えると肌表面がベタつくようになるので、それを油取り紙や洗顔で何とか落とそうとする人がいますが、その行為がNG。


肌表面の油を取れば取るほど、洗顔で洗えば洗うほど、皮脂膜や天然保湿因子、細胞間脂質といった肌のバリア機能を担う成分が流出してしまって肌が乾燥するようになってしまいます。

⇒冷たい食べ物や飲み物による冷えと栄養の偏り


身体が冷えることで代謝が低下すると、ターンオーバーがスムーズに行われず、うるおいが行き渡らないなど巡りが悪くなった状態に!


冷たい麺類や清涼飲料水などの量が増えて糖質過剰で、ビタミン・ミネラル不足になれば、これもまた肌の代謝機能を低下させるため、角化異常が起きてゴワゴワ肌になるきっかけになりかねません。


こうやって夏の乾燥肌の原因を見ていくと、夏は冬以上に肌が乾燥する原因が多いですよね。


20代後半から30代前半ともなると、ただでさえ肌の保湿因子の産生量が減少しはじめ、水分保持力も衰えはじめるので、保湿を手抜きしたツケや夏特有の乾燥対策を怠ったツケは夏の終わりのお疲れ肌や秋老けとして必ず後になって回ってきます。


老け込まないためにも夏でも乳液・クリームなど水分蒸発を防ぎ、肌にバリアをつくるスキンケアの手順を省かず、しっかり保湿して肌を守っていく必要があります。

夏の保湿の勘違いNO.1!「化粧水で水分補給」は意味なし!

夏の乾燥肌対策のまとめ
乳液・クリームの手順を省いた保湿ケアをしないこと!
汗や皮脂を落とすケア・洗うケアのやりすぎに注意!
暑さによる食生活の偏り、睡眠不足による新陳代謝の低下に注意!


一見、肌表面がベタついて潤っていると勘違いしがちですが、実際はというと、肌の中はすごく乾燥してカラカラのインナードライ状態になっているのが夏の肌です。


この夏特有の肌状態というものを理解して毎日スキンケア出来ているかいないかで、1か月、2か月後の肌が変わってきます。もしかすると夏から秋への季節の変わり目になると、肌のコンディションが崩れるのは、夏の保湿ケアに問題があったからという可能性もあるんですね。


いずれにせよ、夏の保湿で多くの人が勘違いしているNO.1は、「化粧水による水分補給で保湿ができている」と思ってしまうことです。そうでもないと化粧水だけで保湿ケアはおしまいという発想になりませんから。


角質層は水分を吸収すると膨張してバリア機能が低下するため、物質が浸透しやすくなります。そうした状態を作り、後に使う美容液やクリームに含まれる美容成分の浸透をよくするための整肌アイテムが化粧水なんです。


間違っても、化粧水は保湿アイテムではありません。


しかし、保湿とは水分補給することであり、外から与えた水分が肌の水分になると思っている人が圧倒的に多いので化粧水が保湿アイテムだと間違って理解されているんですね。


汗のせいで肌が乾燥するということは、すでに説明したとおりですが、汗を大量にかいたときと同じことが化粧水をバシャバシャとたっぷり肌に塗布したときにも起こります。


肌表面の角質層が水分を吸収して膨張し、それが乾いて収縮する際に肌内部の水分が奪われてしまうので、肌は濡らせば濡らすほど乾燥するんです。


お風呂に入った後、全身がカピカピに乾燥してしまうのも同じメカニズムです。お風呂の場合はさらに皮脂やセラミドなどが湯船に溶け出てしまうので乾燥がよりひどくなります。


正しい保湿というのは、「水分を補給する」のではなく、「水分を保持する力を強化する・補強する」ということであり、水分を補ったり油分でフタをするのではなく、セラミドなどの水分を蓄える働きをする保湿成分を補うことです。


保湿が大事だということはわかっていても保湿の意味を勘違いしていたり、時代遅れの方法をやってしまっていては意味がないどころか逆効果になってしまうのはお伝えしたとおりです。


夏の保湿ケアはそうした間違った保湿の考え方ややり方が顕著にあらわれてしまうので、気をつけないといけません。


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