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肌の美肌菌を増やして、乾燥&トラブル知らずの肌に!

肌の美肌菌

突然ですか、肌の育菌してますか?


最近はテレビの健康番組や雑誌をみても腸内細菌だとか腸内フローラに代表される「常在菌」についての特集が多く組まれていますよね?


目には見えないけれど私たちの身体にはたくさんの細菌が住んでいて、そうした細菌の集まりが私たちの健康や美容を支えてくれていることが最新の研究で解明されてきたことが昨今の「菌」ブームの背景にあります。


メディアによく取り上げられるのは、腸内フローラ(腸内細菌叢)の事例がほとんどですが、腸だけでなく、口の中や鼻の中、そして肌にも「常在菌」は住んでいて大切な役割を果たしてくれています。


腸内フローラが乱れることで体調不良や病気の原因になるように、肌フローラ(細菌叢)もそのバランスが乱れてしまうと、肌の不調や皮膚疾患の原因になります。以下のような症状がある人やスキンケアをしている人は肌の常在菌のバランスが乱れている可能性があります。


肌の常在菌、乱れてませんか?


● 肌が乾燥しやすい
● ニキビができやすい
● かゆみ・赤みがある
● 殺菌効果のあるコスメを使っている
● あぶら取り紙をよく使う
● 毎日2回以上、洗顔料でしっかり洗顔している

皮膚の常在菌にも善玉(=美肌菌)と悪玉があります!

常在菌が果たすもっと大きな役割は外界にいる病原菌から身を守ること。肌の常在菌でいえば、空気中に漂う菌やウイルスから皮膚を守り、肌の保湿や整肌にも役立っています。


※アルカリ性の石鹸で洗顔しても数十分で弱酸性に戻るのは、皮膚常在菌の「アルカリ中和能」という働きによるもの


見た目もきれいで潤いある肌と肌荒れでガサガサの汚い肌では、何が違うのか?その原因についてはUVケアの有無、皮脂量やセラミドの量、スキンケアのやり方、生活習慣などいろいろありますが、肌の常在菌も影響していることが現在ではわかっています。


肌には200種類以上の常在菌が住んでいて、善玉菌(=美肌菌)と悪玉菌があります。


健康な肌では美肌菌が悪玉菌の活動や繁殖を抑え込んでいますが、肌フローラが乱れて悪玉菌が増えすぎてしまうと、肌の免疫力やバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れの原因になります。


※アトピー性皮膚炎の肌には、健康な肌にはまずいない黄色ブドウ球菌という悪玉菌がいることがわかっています。


美肌菌で代表的なものには「表皮ブドウ球菌」があります。表皮ブドウ球菌には皮脂をエサにグリセリン類似成分を作りバリア機能を保つ働きと、抗菌ペプチドをつくり悪玉菌の活動を抑え込むという2つの働きがあります。


悪玉菌の代表的なものとしては「黄色ブドウ球菌」があります。黄色ブドウ球菌はバリア機能の形成を妨げ、肌の乾燥を促進してしまうほか、増殖することで化膿ニキビやアトピーなど皮膚疾患の原因になるといわれています。


皮膚常在菌の種類

※画像:美肌菌ドッグ公式サイト


<美肌菌>
・表皮ブドウ球菌/・アクネ桿菌(タイプⅡ・Ⅲ)


<悪玉菌>
・黄色ブドウ球菌/・アクネ桿菌(タイプⅠ)/・レンサ球菌/・マラセチア菌


※ ニキビで有名なアクネ桿菌にはタイプⅠ~Ⅲがあり、悪玉(タイプⅠ)は遊離脂肪酸などニキビの原因になる代謝物を作りますが、善玉(タイプⅡ・Ⅲ)はニキビの原因となる代謝物をつくらず、肌を弱酸性に保ち、病原菌の繁殖を抑制するなど良い働きだけをしてくれます。


見た目も美しい潤いある肌を育むためには、保湿が大事なのはこれまでどおりですが、肌にも多くの菌が棲みついており、肌の健康と美しさに貢献してくれているということを考えると、美肌菌を増やし育てる「育菌」という視点もスキンケアでは意識したほうがいいかもしれませんね。

肌の育菌どうやるの?

肌フローラが美肌菌優位の状態になると、

◎ 見た目にも潤いのある手触りの良い肌になる。
◎ 水分蒸発を防ぐバリア機能が整い、肌の水分量がアップする。
◎ 悪玉菌の働きを抑制するので、吹き出物や湿疹ができない肌になる。


といった健康な肌になります。


肌フローラを整えて健康な肌を作るうえで一番大事なケアは何かというと「洗顔」です。肌の育菌で重要なのは「表皮ブドウ球菌」という美肌菌を増やし、その状態をキープすることだと今現在は考えられています。


そしてこの表皮ブドウ球菌を増やすためには、洗顔で洗いすぎないことが大切なんですね。


具体的な洗顔方法ですが、洗顔料を使わずに水やぬるま湯だけで行うところがポイントです。洗顔料を使ってしまうと、その洗浄力で「表皮ブドウ球菌」が汚れと一緒に洗い流れてしまうからというのがその理由です。


洗顔料の界面活性剤には、皮脂やセラミドなどバリア機能を構成するうるおい成分を洗い流してしまう欠点があると、「乾燥肌は皮脂やセラミドを守るため洗顔しないほうがいい!?」でもお伝えしていますが、同様に角質にすむ「表皮ブドウ球菌」も洗い流してしまうのでは、肌の育菌という点でもマイナスになります。


洗い流されてしまった美肌菌が元の状態に戻るまでに8~12時間かかるといわれているので、朝と夜の1日2回の洗顔に洗顔料を使ってしまうと復活した美肌菌がまたすぐに洗い流されるため、「育菌」という視点で考えると美肌菌を増やすことができないわけですね。


その結果、表皮ブドウ球菌が増えずに肌フローラが乱れた状態が続いてしまうので、いつまで経っても肌の状態はよくならないし、乾燥や肌荒れなど肌トラブルの原因につながるとも考えられるわけです。

皮膚の常在菌を育てるためのスキンケアのポイント

ここでは、肌フローラを整えるために日頃から取りいれたい育菌スキンケアをご紹介します。


洗顔料はできるだけ使わない。水orぬるま湯で洗顔する。


洗顔料に含まれている洗浄成分は洗浄力が強く、皮膚の汚れだけでなく皮脂や皮膚常在菌も一緒に落としてしまうため、肌が一時的とはいえ無菌状態になります。


純石鹸を使ったとしても肌がアルカリ性に傾くことは肌には負担なので、洗顔料は極力使わないほうがいいです。

垢すりやスクラブ、シェービングの多用は要注意!


ピーリングやシェービングなどは角質層を無理やり剥がしてしまうスキンケアは、たまにやる程度なら肌のターンオーバーを活性化する意味で効果的ですが、角質層にすむ皮膚常在菌を削り落としてしまうので、頻繁にやるのは肌にとってマイナスです。


多用することで角質層を剥がし続けた結果、皮膚が薄くなり、肌のバリア機能低下から敏感肌にもなりかねないので、気をつけるようにしてください。

殺菌・抗菌作用のあるアルコール、防腐剤、尿素配合のコスメを使わない。


基本的に基礎化粧品には品質保持のために防腐剤が必ず配合されているので、肌フローラにとってはマイナスでしかありません。


ニキビケア用の化粧水や美容液になると、さらに殺菌作用のある成分が含まれているので、肌ブローラにとっては悪影響となります。若い人に人気のハトムギ化粧水は、エタノール(アルコール)が多いので、育菌を考えるなら使用しないほうがいいです。

血流をよくして皮膚の温度を上げることで菌の増殖を促進する。


冬の寒さであったり、血行不良やストレスの影響で肌が冷えていると、細胞分裂の働きが鈍り、代謝機能が低下するだけでなく、菌の増殖も停滞します。


美肌にとって血行が大事なように美肌菌にも血行は大事です。お風呂に入ったり、運動するなど、「汗をかく=血流が良くなる」ことは菌の増殖をサポートします。

お風呂や運動でたっぷり汗をかくのはOK!ただし、汗の放置や長風呂はNG。


皮膚常在菌は、皮脂やグルコオリゴ糖が大好物です。汗をかくと皮脂の分泌も増すためお風呂や運動で汗をたくさんかくことは菌の増殖をサポートすることになります。


ただし、汗を放置すると蒸発する際に肌の水分の奪ってしまうので乾燥肌の原因になります。


長風呂も30分以上水分に触れると角質層が剥がれ落ちてしまうので、血行がよくなるプラス面はあるにしろ、顔の美肌菌は減ってしまうので、肌にはマイナス、乾燥肌を誘発してしまいます。

即効性を期待するなら肌をリセットする肌断食にトライ!


洗顔もしないし、化粧水も美容液もつかない。スキンケアは何もしないのが肌断食ですが、美肌菌を増やすには実はこれが一番手っ取り早くお金もかからない方法になります。


女性にとってはスキンケアを何もしないという以上に、メイクをしてはいけないというのが高いハードルになるはずです。週末や連休を利用して、月に1回ぐらいは肌断食で肌状態をリセットしたいところです。

皮膚の常在菌を育てるためのスキンケアのポイント

育菌スキンケア

普段メイクをするという人にとっては夜はきちんとメイクを落とす必要があります。


それを考えると、ほとんどの女性にとっては、「朝の洗顔では洗顔料を使わない」というのが今すぐ取りいれられる現実的な育菌スキンケアになると思います。


それから美肌菌を増やすということを考えると、スキンケア化粧品やメイクアップ化粧品に含まれている殺菌・抗菌作用のある成分は美肌菌の働きを抑制してしまうのでNGです。


アルコールや防腐剤(パラベン、フェノキシエタノールなど)は化粧品に雑菌が繁殖しないように品質保持のために加えられている成分ですが、そうした殺菌・抗菌作用のある成分の働きが育菌にとっては逆効果になってしまうんですね。


※美肌菌が好むグルコオリゴ糖などの栄養素を配合した化粧品などもありますが、防腐剤が配合されていると、その効果は相殺されてしまうと考えたほうがいいです。


では、アルコールフリー・防腐剤フリーの無添加の化粧品を選べばいいかというと、本当に殺菌・抗菌作用のある成分が無添加かどうかは成分表示を完璧に理解できないとわかりませんし、あったとしても消費期限が驚くほど短く保存が効かないので、使いにくいだろうし、頻繁に買い物する必要があるので費用もかさみそうです。


というわけで、今すぐに、お金をかけずに美肌菌を増やす方法として取り組めるのはやっぱり洗顔方法の見直しです。そして、連休や週末などを利用して家に閉じこもり、メイクもスキンケアもしない肌断食をするというのが美肌菌を増やす一番ベストな方法だと思います。


肌状態をリセットしたい人ほど肌断食は有効な手段となるはずですよ。

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