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なぜ、寒くなる秋冬は肌が乾燥するの?その理由

秋冬の乾燥と保湿ケア

夏のお肌の大敵は紫外線ですが、冬のお肌の大敵といえば、「空気の乾燥(湿度の低下)」です。


顔だけでなく、手も足も背中もお尻も体のあちこちが乾燥してしまうのが寒くなる秋冬ならではの肌状態で、「落屑」といわれる粉々になった角質が白い粉のようになって吹きだしてしまうことも珍しくありません。


※落屑(=白い粉)は、寒さや乾燥によって肌細胞の活性がなくなることで古い角質がうまくはがれず、堆積して厚くなったものに亀裂が入って粉々になったもの。極端に肌が乾燥している状態といえます。


秋冬の乾燥肌は肌のカサカサやつっぱり感程度であればまだいいほうで、かゆみや痛みがでるほどひどくなると不快指数はMAXです。そして何より乾燥した肌はダメージを受けやすいので秋冬の間に一気に肌老化が促進されてしまう可能性も否めません。


大至急で冬枯れ粉吹き肌は徹底した保湿を行う必要があります。

空気の乾燥だけじゃない!秋冬に肌が異常に乾燥する原因

しかし、その前になぜ1年のうちで秋から冬にかけて、お肌が異常に乾燥するのか?いまいちその理由が分からない人もいると思います。そこで秋冬になると肌が乾燥する理由と原因をまとめてみました。


【理由その1】 乾燥した空気が肌から水分を奪うから


平均すると11月から3月ぐらいの湿度というのは30%~50%ぐらいになります。空気は湿度が低下すると他から水分を奪おうとする作用が働くようになるため外気が湿度50%を下回るぐらいになると、外気と接する肌は乾燥するようになります。


そのため加湿器を使って湿度を保ちたいわけですが、自分の部屋はよくてもオフィスや映画館やレストラン、バスや電車の中になるとそうはいきません。暖房が効いて空気は温かくても湿度が低く、乾燥しやすい状態になっているのが普通です。

【理由その2】 気温の低さが肌体力を奪うから


寒くなると汗や皮脂の分泌量が減ります。これによりお肌の天然保湿クリームといわれる皮脂膜を十分に作れなくなってしまうので肌内部の水分蒸散を防げなくなります。


また、気温が低いと皮膚の表面や手足の末端部分は、体温を奪われないように毛細血管が収縮して血液の流れる量が制限されます。


こうして血行が悪くなると皮膚に十分な栄養や酸素が行き届かなくなることもあり、肌の新陳代謝が低下してセラミドなど保湿因子の生成力が落ちて乾燥するようになります。


肌の温度が下がることは、肌の細胞や組織をつくる力そのものが低下してしまうため、皮脂膜やバリア機能の形成が不十分になってしまい、肌が水分を保持できなくなって乾燥してしまうわけです。

【理由その3】 長風呂が増えて、皮脂やセラミドが流出するから


寒くなるとそれだけお風呂が恋しくなります。身体が冷えていればそれだけ長湯してしまいますし、冷え症の人などは特にその傾向があるんじゃないかと思います。しかし、熱いお風呂や長風呂はお肌とっては良くありません。


というのもお湯の温度が高かったり、長湯するほど肌表面の角質層にある皮脂膜やセラミドなどの保湿成分がお湯に溶け出てしまうからです。


さらにお湯に浸かって、うるおい成分が流れ出てしまった無防備な肌を石鹸やボディソープ、ナイロンタオルを使って、ゴシゴシと体を洗うと、より一層、バリア機能を低下させることにつながります。


冬場はお風呂に入るのは2日に1回でいいとか、シャワーで流すだけで身体は洗わなくてもいいという皮膚科の先生もいるぐらいなので、必要以上に洗わないほうがいいのは間違いないです。


湿度が下がり、寒さも加わって皮脂やセラミドなどのうるおいを保つ保湿成分の産生量が落ちてしまうのは季節的な要因なのである意味で仕方ないです。


しかし、こうした肌を取り巻く環境が厳しいものに変わっているにもかかわらず、スキンケアを冬仕様に変更していないことが冬の乾燥肌を助長しているケースも多いわけです。


保湿クリームを塗るなど秋冬用に保湿ケアを強化して冬の乾燥肌対策をしている人は多いと思いますが、保湿成分を補うことは気をつけていても、うるおい成分を流出させないという保湿ケアとなると、そこまで気をつけていないという人がほとんどです。


洗顔やクレンジングなどの落とすケア、お風呂の入り方(15分以上浸からない、お湯の温度は40度以下)など、今ある皮脂やセラミドを守ることも大切な保湿ケアですから意識するようにしましょう。

秋・冬の乾燥肌対策~冬仕様のスキンケアに切り替える!

というわけで...


秋から冬にかけては、上記の3つの理由が重なることで1年のうちでも最も肌が乾燥しやすくなります。冒頭お話したとおり、乾燥を放置すれば乾燥性の敏感肌になって、かゆみや痛みがでてきますし、何より見た目が老けてきます。


さすがにそれはイヤだと思うので、10月の衣替えのタイミングにあわせて、加湿器を準備したり、スキンケアアイテムややり方を冬仕様に変えていくようにしましょう。


⇒「補う+守る」のWアプローチでセラミド保湿する


秋冬になると、皮脂の分泌量やセラミドの産生量が減ってきてしまうので、まずは洗顔やクレンジング等でうるおい成分が流れ出てしまないように気をつける必要があります。


ぬるま湯洗顔に変えて、洗顔料を極力使わないこと、洗顔料を使うにしても脱脂力の弱いマイルドな洗浄成分を使った洗顔料にするなどできることがあります。


それからセラミドなど保湿力の高い保湿成分を補って、水分の蒸発を防ぎつつ、肌の水分保持力を高めていくようにしましょう。

⇒肌冷え(皮膚温度)に気をつける


冬の寒さであったり、ストレスによる血行不良などにより、肌の温度が下がる肌冷え状態になると、バリア機能の形成が阻害されることがわかっています。


そのため、外出する際はマスクなどをして肌を冷やさないということも秋・冬のスキンケアとして取りいれてもいいのではないかと思います。


また、皮膚の温度を高く保つということにおいて運動不足や睡眠不足など生活習慣の乱れが及ぼす影響も無視できませんから気をつけましょう。

⇒加湿器を使って、室内湿度は、50~60%を維持する。


暑い寒いといった気温の変化を感じ取る肌感覚に比べると、湿度を感じ取る肌感覚は鈍いため、湿度計をきちんと確認して肌にとって快適な湿度といわれる50~60%を維持するようにしましょう。


50~60%の湿度をキープすることは肌を乾燥から守るだけでなく、喉の粘膜を乾燥から守り、インフルエンザウイルスに罹らないようにするためにも重要なことです。

⇒新陳代謝に欠かせないビタミンB群の摂取。


皮膚や粘膜の代謝を整え、うるおいを保つビタミンA、粘膜や皮膚の新陳代謝に欠かせないビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12、血流を改善してくれるビタミンE あたりが冬の肌を健康に保つうえで不可欠な栄養です。


身体を温める目的も兼ねて、鶏肉など低脂肪で高タンパクなものと一緒に鍋にしてこうした栄養素は摂取すればOKです。


年齢とともに、秋・冬の乾燥肌はより一層厳しいものになります。それを考えると加齢による衰えをカバーする意味でもスキンケアの重要性は年々増してくるといえますし、保湿化粧品どうせ使うなら保湿効果に加えて、アンチエイジング効果があったほうがいいですよね。


セラミド保湿ができて、なおかつ、シワ・たるみ対策といったアンチエイジング機能を兼ね備えている保湿化粧品は当サイトでも取り上げています。


乾燥肌だけでなく、年齢が出てきて困っているという方は是非チェックしてみてください。


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